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スバル BRZのカタログを見て、『235馬力って、実際どれくらい速いの?』と気になった方も多いはずです。
結論から言うと、BRZは全グレード共通でFA24型2.4L水平対向エンジンを積み、最高出力235PS・最大トルク250N・mです。グレードやMT・ATで馬力は変わりません。
この記事では、エンジンの数字と、車重で割った「1馬力あたりの重さ」まで表で比べます。
BRZの馬力とトルクはどれくらい?
まずは、スバル公式の主要諸元表(2026年7月版)の数字です。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| エンジン型式 | FA24 |
| 形式 | 水平対向4気筒 DOHC 16バルブ デュアルAVCS |
| 排気量 | 2,387cc |
| 内径×行程 | 94.0×86.0mm |
| 圧縮比 | 12.5 |
| 最高出力 | 173kW(235PS)/7,000rpm |
| 最大トルク | 250N・m(25.5kgf・m)/3,700rpm |
| 燃料供給 | D-4S(筒内直接+ポート噴射) |
| 燃料 | 無鉛プレミアムガソリン(ハイオク) |
| 燃料タンク | 50L |
R・S・STI Sport、MT・ATのすべてで同じエンジン、同じ数字です。
『STI Sportなら馬力が上がるんじゃないの?』と思いますよね。実はSTI Sportの違いはダンパーなどの足回りと内装で、エンジンの出力は他のグレードと同じなんです。
全車FA24 2.4L NA、235PS/250N・m。グレードで変わるのは足回り・タイヤ・内装で、馬力は変わりません。

グレードごとに何が違うかはBRZのR・S・STI Sportの違いで比べています。
250N・mのトルクは何回転で出る?
最大トルクの250N・mは、3,700rpmで出ます。最高出力の235PSは7,000rpmです。
つまり、街中でよく使う回転から力が出て、上まで回すとさらに伸びる性格なんです。
例えば合流や坂道では、中くらいの回転を使うと力を感じやすくなります。高い回転まで回すのは、サーキットなど安全に走れる場所で楽しみましょう。
初代ZC6のエンジンとはどう違う?
中古で初代も考えている方は、エンジンの違いが気になりますよね。
| 項目 | 初代 ZC6 | 2代目 ZD8(現行) |
|---|---|---|
| 販売期間 | 2012年3月〜2020年 | 2021年7月発表〜 |
| エンジン | FA20 2.0L 水平対向4気筒 | FA24 2.4L 水平対向4気筒 |
| 駆動方式 | FR | FR |
| 新車で買えるか | 中古のみ | 新車で買える |
初代は2.0L、2代目は2.4Lです。排気量が大きくなったぶん、2代目は低い回転からのトルクに余裕があると言われます。
初代のグレード別の馬力やトルクは年式で違うので、この記事では数字を載せていません。詳しい違いはBRZの初代ZC6と2代目ZD8の違いで比べています。
1馬力あたりの重さ(パワーウェイトレシオ)は?
馬力だけでは、速さはつかみにくいですよね。
よく使われるのが、車両重量を馬力で割った「パワーウェイトレシオ」です。数字が小さいほど、1馬力で運ぶ重さが軽く、加速に有利になります。
| グレード・変速機 | 車両重量 | 1PSあたりの重さ |
|---|---|---|
| R 6MT | 1,270kg | 約5.40kg/PS |
| R 6AT | 1,290kg | 約5.49kg/PS |
| S 6MT | 1,280kg | 約5.45kg/PS |
| S 6AT | 1,300kg | 約5.53kg/PS |
| STI Sport 6MT | 1,280kg | 約5.45kg/PS |
| STI Sport 6AT | 1,300kg | 約5.53kg/PS |

車両重量は公式諸元、1PSあたりの重さはこの記事で割り算したものです。
一番軽いのはR 6MTで、約5.40kg/PSになります。STI Sportにbrembo製ブレーキ(メーカーOP)を付けると、車両重量は10kg増えます。
例えば同じ235PSでも、AT車はMT車より20kg重いぶん、数字の上では少しだけ不利になります。ただ、この差を一般道で感じる人は多くないはずです。
0-100km/hの公式値は、スバルの主要諸元表には載っていません。メディアの計測で6.3秒という値が出ていますが、これは参考値です。
最高速度やゼロヨンタイムの公式値はある?
『BRZの最高速は何km/h?』と調べる方もいますよね。
結論から言うと、最高速度とゼロヨン(0-400m)のタイムは、スバルの公式諸元には載っていません。この記事でも、確かめられない数字は書かないことにしています。
参考になるのはギア比です。公式の数字を並べておきます。
| 段 | 6MT | 6AT |
|---|---|---|
| 1速 | 3.626 | 3.538 |
| 2速 | 2.189 | 2.060 |
| 3速 | 1.541 | 1.405 |
| 4速 | 1.213 | 1.000 |
| 5速 | 1.000 | 0.713 |
| 6速 | 0.767 | 0.582 |
| 最終減速比 | 4.100 | 3.909 |
MTは5速が1.000で、6速が高速巡航用です。ATは6段の幅が広く、6速で回転を抑えて巡航しやすい作りになっています。
日本の公道では法定速度を守ることが前提です。最高速を確かめたいなら、サーキットの走行会で試すのが安全です。
スピードを試す場所は公道ではありません。サーキット走行の始め方はBRZでサーキット・ラリーでまとめています。
駆動方式はFR。4駆やAWDはある?
ここは意外と勘違いの多いところです。
スバルといえばAWD(四輪駆動)のイメージが強いですよね。ところがBRZは、全車が後輪駆動のFRです。4駆やAWDの設定はありません。
| 項目 | BRZの設定 |
|---|---|
| 駆動方式 | 全車FR(後輪駆動) |
| AWD(4駆) | 設定なし |
| ターボ | 設定なし |
| ハイブリッド | 設定なし |
| LSD | 全車トルセンLSD標準 |
| サスペンション | 前ストラット/後ダブルウィッシュボーン |
エンジンを低く積める水平対向の良さを、後輪駆動の素直な曲がり方に生かしているんです。
『4駆化できないの?』という声もあります。
駆動方式を変える改造は、車体の作りから変わる大がかりなものです。費用も手間も大きく、現実的な選び方とは言いにくいです。
雪道を走る予定があるなら、4駆化よりスタッドレスタイヤと冬の走り方で考えるのがおすすめです。詳しくはBRZは雪道・雪国で乗れる?で書いています。
ターボ化・スーパーチャージャーはできる?
『235PSでは物足りない。ターボやスーパーチャージャーを付けたい』という方もいますよね。
社外品のターボキットやスーパーチャージャーキットは、チューニングの世界では話題になります。ただ、メーカーの設定には無く、付けるなら改造車として扱うことになります。
- メーカー保証が受けられなくなる場合がある
- 車検に通る状態を保てるかを、取り付ける店に確かめる
- エンジンや駆動系の補強が必要になることがある
- 任意保険に改造の申告が必要か、保険会社に確かめる
費用は部品と工賃、合わせて行う補強でかなり変わります。見積もりを取らずに数字だけを当てにするのは避けておきましょう。
中古でターボ付きのBRZを見かけたら、それは後から付けた改造車です。整備記録と、どの店で付けたかを確かめるのが大事です。
例えば中古車の販売店では、こんなふうに聞いてみてください。
「このターボはどこのお店で付けたものですか。整備の記録は残っていますか」
純正のままで性能を引き出すには
『改造しなくても、もっと気持ちよく走りたい』という方も多いはずです。
実は、純正の235PSを気持ちよく使うためにできることは意外と多いんです。お金をかける前に、次の順番で見直してみてください。
- タイヤの空気圧を指定どおりに合わせる
- エンジンオイルを時期どおりに交換する
- ハイオクを入れる(レギュラーは性能が下がると公式に注記あり)
- 荷物を降ろして車を軽くしておく
- 思い切り走るのはサーキットの走行会で
どれも当たり前に見えますが、空気圧とオイルの管理だけでも、走りの印象は変わってきます。
まずはマフラーや足回りから手を入れる方が多いです。順番はBRZのマフラー・車高調・エアロで書いています。
エンジンオイルとエンジンルームの基本
最後に、エンジンまわりで聞かれやすいことです。
毎日乗る車だからこそ、エンジンまわりの基本は押さえておきたいですよね。
BRZの燃料はハイオク指定です。レギュラーガソリンも入れられますが、性能が下がるとスバル公式の諸元表に注記があります。
エンジンオイルの量やおすすめの粘度は、取扱説明書と年式で確かめるのが確実です。交換の時期と量はBRZのオイル交換の時期・量で詳しく書いています。
| エンジンまわりの装備 | 内容 |
|---|---|
| 燃料 | ハイオク指定(タンク50L) |
| オイルクーラー | 水冷式エンジンオイルクーラー(全車) |
| 補強 | Vタワーバー(全車) |
| 点火系 | 2025年5月改良で故障時に該当気筒だけ止めて退避走行できる回路に |
エンジンルームを開けると、Vタワーバーが目に入ります。左右のサスペンションの取り付け部分をつないで、車体のねじれを抑える部品です。
水平対向エンジンは、ピストンが左右に寝た形で動くので、エンジンの背が低いのが特徴です。そのぶん車の重心を低くでき、曲がる時の安定につながると言われます。
『ボンネットの中、思ったより平らだね』と感じるのは、この形のおかげなんです。
排気量2.4Lで税金はいくら?
排気量が大きいと、税金が気になりますよね。
| 税金 | BRZの場合 |
|---|---|
| 自動車税(種別割) | 年43,500円(2.387L・2019年10月以降登録) |
| 重量税の区分 | 車両重量1,270〜1,310kgで1.0t超1.5t以下 |
自動車税は排気量2.387Lで年43,500円です。重量税の具体的な額は、登録の時期や減税の扱いで変わるので、見積もりで確かめておきましょう。維持費全体はBRZの維持費で、買う時の値引きはBRZの値引き相場と限界額で見ていきましょう。
よくある質問
BRZの馬力は何PSですか?
全グレード共通で235PS(173kW)/7,000rpmです。最大トルクは250N・m(25.5kgf・m)/3,700rpmです。
BRZのエンジン型式と排気量は?
FA24型の水平対向4気筒で、排気量は2,387ccです。初代ZC6は2.0LのFA20なので、世代で違います。
BRZにターボやハイブリッドはありますか?
いいえ。全車が自然吸気(NA)のガソリンエンジンで、ターボもハイブリッドも設定はありません。
BRZは4駆(AWD)ですか?
いいえ。全車が後輪駆動のFRです。スバル車ですがAWDの設定はありません。
BRZの最高速度は何km/hですか?
スバル公式の主要諸元表には最高速度の記載がありません。この記事では確かめられない数字は載せていません。
まとめ
- BRZは全車FA24 2.4L水平対向NAで235PS/250N・m
- グレードやMT・ATで馬力は変わらない
- 1PSあたりの重さはR 6MTの約5.40kg/PSが最も軽い
- 全車FRで、ターボ・ハイブリッド・AWDの設定は無い
- 最高速度・ゼロヨンの公式値は無く、0-100km/hもメディアの参考値のみ





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