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BRZに乗り始めると、最初に気になるのがメーターの表示ですよね。『TRACKモードって何が変わるの?』『油温はどこで見られるの?』と迷う方も多いはずです。
結論から言うと、スバル BRZの2代目(ZD8型)は全車が7インチカラー液晶とLCDを組み合わせたBOXERメーターで、TRACKモードに切り替えるとサーキット向けの表示に変わります。
この記事では、メーターの見方から油温の確認方法、追加メーターを付ける時の注意までをまとめて読めるようにしています。
BRZのメーターはどんな作り?グレードでの違いは?
2代目BRZのメーターは、R・S・STI Sportの全グレードで「BOXERメーター(7インチカラー+LCD)」です。STI SportだけSTIロゴ入りになります。
BRZのメーターパネルは、中央の大きな液晶と、その横の細長い液晶の組み合わせです。アナログの針が並ぶ昔ながらのメーターとは見た目がかなり違います。
実は、この液晶メーターは初代ZC6との大きな違いのひとつなんです。初代は中央にアナログのタコメーターを置いた作りでした。
グレードごとの違いは次のとおりです(2026年7月改良後・スバル公式装備表より)。
| 項目 | R | S | STI Sport |
|---|---|---|---|
| メーター | BOXERメーター(7インチカラー+LCD) | 同左 | 同左(STIロゴ入り) |
| VSC TRACKモードスイッチ | 標準 | 標準 | 標準 |
| 変速機 | 6MT/6AT | 6MT/6AT | 6MT/6AT |
| 価格(MT/AT・税込) | 3,377,000円/3,410,000円 | 3,564,000円/3,597,000円 | 3,839,000円/3,872,000円 |
価格はメーカー希望小売価格(消費税10%込)です。メーターの機能そのものに、グレードで大きな差はありません。
『STI Sportにすればメーターが特別になる?』と思った方もいるかもしれません。違いはロゴの演出で、表示できる情報が増えるわけではないと考えておくと分かりやすいです。
通常の表示ではどこに何が出る?
普段の街乗りでは、中央に回転計と速度、横の液晶に燃費や時計などの情報が出ます。表示は運転中に見やすいよう、ハンドルのスイッチで切り替える仕組みです。
よく見る項目を並べると、こんな感じです。
- エンジン回転数(タコメーター)
- 車速(デジタル表示)
- シフト位置(AT車)/ギア位置の表示
- 燃料計・燃費・航続可能距離
- 水温などの車両の状態
- アイサイトの作動状態
2021年の発表から何度か改良されているので、表示できる項目や画面の並びは年式で少し違う場合があります。手元の取扱説明書のメーターの章を一度見ておくのが確実です。
例えば、中古で買ったBRZで「前に乗っていた知人の車と画面が違う」ということもあります。故障ではなく年式差のことが多いので、慌てなくて大丈夫です!
アイサイトの状態もメーターに出ます。2026年7月の改良でMT車も3眼のアイサイトになったので、作動表示を見る機会は増えています。詳しくはBRZのアイサイトの記事で触れています。
BRZのTRACKモードとは?何が変わる?
VSC TRACKモードスイッチを押すと、横滑り防止の介入が控えめになり、メーターもサーキット向けの画面に切り替わります。
TRACKモードは、全グレードに付いているVSC TRACKモードスイッチで入ります。名前のとおり、サーキットなどの閉じたコースで使う前提の機能です。
切り替えると、メーターの見た目が一気に変わります!回転数を横長のバーで大きく見せる画面になり、シフトアップの時期がつかみやすくなるんです。
『街中で使ったらカッコいいのでは?』と思う方もいますよね。ただ、TRACKモードは車の姿勢を立て直す制御が弱くなります。一般道では使わないのが基本です。
TRACKモードは横滑りを抑える制御の介入が少なくなります。雨の日や冬の路面で入れたままにすると、スピンにつながるおそれがあります。サーキットや走行会など、決められた場所だけで使いましょう。
MT車には、2024年の改良(メディア通称D型)からMT車専用のSPORTモードも加わっています。こちらはエンジンの反応を変えるもので、TRACKモードとは役割が違います。
AT車は、スポーツ/スノーモードのスイッチを持っています。メーターの表示や車の反応が変わるので、乗っているBRZがどちらかで押せるボタンが違う点は覚えておきましょう。

サーキットに出るならTRACKモードの使い方は大事なところです。走行会の始め方はBRZでサーキット・ラリーを始める記事にまとめています。
油温はメーターで見られる?表示の確認方法
『油温計ってBRZに付いてるの?』という疑問はとても多いです。
結論から言うと、BRZは独立した針の油温計を持っていません。ただ、液晶の情報画面で油温などの車両の状態を確認できる作りになっています。
- 停車中にハンドルのメーター操作スイッチで情報画面を順に送る
- 車両の状態を示す画面(水温・油温など)を探す
- 見つからなければ取扱説明書の「メーター」「マルチインフォメーション」の章を見る
- TRACKモードの画面にも油温などが出るかを、サーキットに行く前に確かめておく
表示の位置や名前は年式で違うことがあります。運転中に探すのは危ないので、停車中に確かめておきましょう。
油温を見る意味は?
油温は、エンジンオイルの温度のことです。街乗りではあまり気にしなくてよい数字ですが、サーキットのように高回転を続ける場面では上がりやすくなります。
BRZは全車に水冷式のエンジンオイルクーラーが標準で付いています(公式装備表)。それでも、真夏の走行会などでは油温を見ながら走る人が多いんです。
油温は、走り出してすぐは低く、しばらく走ってから安定します。冬の朝などは、温まるまで回転を上げすぎないようにしておくと安心です。
「何度までなら大丈夫か」は、使っているオイルの銘柄や粘度で変わります。数字だけをうのみにせず、オイルメーカーの案内や整備工場の意見を聞いておくと安心です。オイル交換の時期はBRZのオイル交換の記事も参考にしてください。
BRZに追加メーターは必要?付けるならどのタイプ?
純正の表示で足りる人もいれば、常に油温や油圧を見たい人もいます。追加メーターが必要かどうかは、どこで乗るかで決まります。
| 乗り方 | 追加メーター | 理由 |
|---|---|---|
| 街乗り・通勤中心 | なくても困りにくい | 純正の情報画面で状態は確認できる |
| ワインディングを楽しむ | あると安心 | 走りながら一目で見たい人向け |
| サーキット・走行会 | 付ける人が多い | 油温・水温の変化を常に見たい |
追加メーターには、大きく分けて2つのタイプがあります。
- 配線が少なく、取り付けが比較的かんたん
- 1台で油温・水温・回転数など複数を表示できる製品が多い
- 取り外して元に戻しやすい
- 油圧など、車の信号に無い数字まで測れる
- センサーの取り付けに作業が必要で、工賃がかかる
- 取り付け方で漏れなどの不具合が出るおそれがある
例えばこんな会話はよくあります。
「とりあえず油温だけ見たいんだけど」
「それならOBDタイプで十分なことが多いですよ」
まずはOBDタイプから始めて、サーキットの回数が増えたらセンサー式を考える、という順番が無理がありません。

ダッシュボードの上やピラーに付ける時は、前の視界をさえぎらない位置にしましょう。エアバッグが開く場所の近くも避けます。配線をむき出しにしないことも大事です。
マフラーや車高調と一緒にいじる方は、作業の順番をBRZのチューニングの順番の記事で確かめておくと、二度手間になりにくいです。
街乗りで役立つメーターの使い方
サーキットに行かない方にとっても、メーターの情報は役に立ちます。特に見ておきたいのは燃費と航続可能距離なんです。
BRZは全車ハイオク指定で、燃料タンクは50Lです(公式諸元)。WLTC燃費はR MTで12.0km/L、S・STI Sport ATで11.7km/Lです。
| グレード(2026年7月改良後) | WLTC燃費 | 市街地 | 高速 |
|---|---|---|---|
| R 6MT | 12.0km/L | 8.2km/L | 14.3km/L |
| R 6AT | 11.8km/L | 7.4km/L | 14.9km/L |
| S・STI Sport 6MT | 11.9km/L | 8.2km/L | 14.0km/L |
| S・STI Sport 6AT | 11.7km/L | 7.4km/L | 14.7km/L |
スバル公式諸元の値です。市街地と高速でかなり差がありますよね。
メーターの平均燃費を区間ごとにリセットして見ると、自分の乗り方での燃費がつかみやすくなります。例えば、通勤だけの週と遠出をした週で比べてみると、違いがはっきり分かります。
- 平均燃費(給油ごとにリセットすると分かりやすい)
- 航続可能距離(ハイオクを入れるスタンドを探す目安に)
- 水温(冬の朝の暖まり具合の確認に)
- アイサイトの作動状態
実燃費の話はBRZの実燃費の記事で詳しく見ています。
メーターフードの剥がれ・アクティブサウンドの疑問
最後に、メーターまわりでよく出る細かい疑問に答えておきますね。
メーターフードが剥がれてきたら?
メーターフードは、メーターの上にかぶさっているひさしの部分です。表面の素材が浮いてきた、剥がれてきたという声があります。
『自分で接着剤で直していい?』と考える方もいますよね。ただ、新車保証の期間中なら、まず販売店に見てもらうのが先です。保証で直せる場合があるからです。
- 新車保証の期間内かを車検証や保証書で確かめる
- 剥がれた部分の写真を撮っておく
- 販売店に症状を伝えて点検を頼む
- 保証外なら、張り替えや交換の見積もりを取って比べる
夏の車内は高温になりやすいので、サンシェードを使うのも劣化を遅らせる手のひとつです。
アクティブサウンドコントロールはオフにできる?
アクティブサウンドコントロールは、エンジン音をスピーカーから補って車内に聞かせる機能です(公式装備表に記載・グレード別の設定は販売店で確認)。
「エンジン音を加工せずに聞きたい」という声があるのも分かります。ただ、車内のスイッチでオン・オフできる項目としては案内されていません。
社外の部品で配線を外す方法も話題になりますが、警告表示が出たり、保証の対象外になったりするおそれがあります。気になる方は、まず販売店に相談してみてください。
よくある質問
BRZのTRACKモードとは何ですか?
VSC TRACKモードスイッチで入るサーキット向けのモードです。横滑りを抑える制御の介入が控えめになり、メーターも回転数を大きく見せる画面に変わります。一般道では使わないのが基本です。
BRZに油温計は付いていますか?
独立した針の油温計はありません。液晶の情報画面で油温などの状態を確認できる作りです。表示の場所は年式で違うことがあるので、取扱説明書で確かめておきましょう。
追加メーターはどのタイプがおすすめですか?
油温や水温を見たいだけなら、OBDに差し込むタイプが取り付けやすいです。油圧まで測りたい場合はセンサーを追加するタイプになり、作業と工賃がかかります。
STI Sportのメーターは他のグレードと違いますか?
同じBOXERメーター(7インチカラー+LCD)で、STI SportはSTIロゴ入りになります。表示できる情報に大きな差はありません。
メーターフードが剥がれたらどうすればいいですか?
新車保証の期間内なら、まず販売店に見てもらいましょう。保証で直せる場合があります。保証外なら張り替えや交換の見積もりを取って比べると安心です。
まとめ
- 2代目BRZは全グレードがBOXERメーター(7インチカラー+LCD)。STI Sportはロゴ入り
- TRACKモードはサーキット用。制御の介入が控えめになるので一般道では使わない
- 油温は液晶の情報画面で確認できる。場所は取扱説明書で確かめる
- 追加メーターはOBDタイプから始めると手軽。取り付け位置は視界とエアバッグに注意
- メーターフードの剥がれは保証期間内ならまず販売店へ
BRZの購入を考えている方は、BRZの値引き相場と交渉の順番も先に読んでおくと、見積もりの場で迷いにくくなります。





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