BRZのアプライド(A型〜F型)の違い|年次改良と中古で狙う年式

ショールームに置かれたスバル BRZ

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中古のBRZを探していると、『C型』『D型』『F型』といった呼び方が出てきて、『結局どれが何なの?』と戸惑いますよね。

結論から言うと、2代目BRZ(ZD8型)で一番大きな分かれ目は、MT車にアイサイトが付いた2023年9月の改良(C型)です。MTで探すならC型以降か、それより前かで選び方が変わります。

この記事を読めば、A型からF型までの違いと、中古で狙う年式を表で比べて決められます。

目次

BRZのアプライドとは?A型〜F型の呼び方

アプライドとは、年次改良ごとに付く「A型」「B型」…という呼び方のことです。

スバルの社内の区分が、販売店や自動車メディアでそのまま使われている通称なんです。スバル公式の価格表やカタログには出てこないので、そこは知っておきましょう。

スバル BRZの現行型は2代目のZD8型(型式3BA-ZD8)で、2021年7月29日に発表されました。最新は2026年7月30日に発表された改良モデルで、メディアではF型と呼ばれています。

通称時期主な変更点
A型2021年7月29日発表2代目ZD8型の登場。グレードはR・S(MT・AT)
B型2022年2022年2月にBRZ Cup Car Basicを設定。量販グレードの改良内容は公式資料で確かめきれていない
C型2023年9月MT車にもアイサイトを設定。STI Sportグレードを新設定
D型2024年7月MT車専用「SPORTモード」を追加、ダンパーの最適化など
E型2025年5月22日エンジン点火系の回路を改良。故障時は該当気筒だけ止めて退避走行できる
F型2026年7月30日発表アイサイトに広角単眼カメラを追加して3眼に。6MTのシフトレバーの作りを新しくし、全グレード55,000円値上げ

時期と内容は、SUBARUのニュースリリースと大手自動車メディアの記載によるものです。

先に結論

アプライドで一番大事なのは「MT車にアイサイトがあるかどうか」です。境目は2023年9月のC型。ATはA型からアイサイトが付いています。

BRZのA型からF型までの改良の年表を示した図

ちなみに初代のZC6型にもアプライドの呼び方があります。初代と2代目の違いはBRZの初代ZC6と2代目ZD8の違いで比べています。

BRZの前期・後期はいつから?

『BRZの後期型っていつから?』と聞かれることがよくあります。

実は、BRZには公式な「前期」「後期」の区分はありません。フルモデルチェンジではなく、毎年少しずつ改良を重ねてきたからです。

ただ、中古車選びの話では、MT車にアイサイトが付いて、STI Sportが加わった2023年9月の改良(C型)を境目として話されることがあります。この記事でも、A型・B型を「前期」、C型以降を「後期」として話を進めますね。

比べる点前期(A型・B型)後期(C型以降)
グレードR・SR・S・STI Sport
MT車のアイサイトなしあり(F型から3眼)
AT車のアイサイトありあり(F型から3眼)
エンジンFA24 2.4L NAFA24 2.4L NA
駆動・乗車定員FR・4名FR・4名

エンジンは2021年の登場から変わらずFA24の2.4L水平対向4気筒です。最新の公式諸元で235PS/250N・mなので、走りの基本の部分は前期と後期で大きく変わりません。

前期・後期の呼び方について

「後期」の線をどこに引くかは、販売店やメディアで違うことがあります。中古車の商談では、通称より「初度登録年月」と「MT車ならアイサイトがあるか」で確かめるのが確実です。

C型・D型・E型・F型で何が変わった?

ここからは、後期の4つの型を1つずつ見ていきます。

C型(2023年9月)MT車にアイサイトが付いた

C型の改良で、それまでAT車だけだったアイサイトがMT車にも付きました。

同時にSTI Sportグレードが新しく加わっています。STIチューニングのAstemo製SFRDフロントダンパーと、ボルドーとブラックの内装が特徴です。

『MTに乗りたい。でも自動ブレーキは欲しい』という方には、ここが最低ラインになりますよね。

D型(2024年7月)MT車専用SPORTモード

D型では、MT車専用の「SPORTモード」が加わりました。ダンパーの最適化も行われたと伝えられています。

MTでワインディングを楽しみたい方には、うれしい変更です。

E型(2025年5月22日)点火系の改良

E型の改良は、見た目では分からない部分です。

エンジンの点火系の回路が改良され、故障した時は該当の気筒だけを止めて退避走行できるようになりました(SUBARUリリース)。

F型(2026年7月30日発表)アイサイトが3眼に

最新のF型では、アイサイトのステレオカメラに広角単眼カメラが加わって3眼になりました。スバルのMT車で3眼アイサイトが付いたのは、BRZが初めてです。

6MTはシフトレバーの作りが新しくなり、4速と5速の間の入れやすさも見直されたと報じられています。

型ごとの「ここが欲しいなら」
  • MT車で自動ブレーキが欲しい:C型以降
  • STI Sportに乗りたい:C型以降
  • MT専用SPORTモードが欲しい:D型以降
  • 点火系の改良を重視したい:E型以降
  • 3眼アイサイトと新しいシフトレバーが欲しい:F型(新車)

アイサイトの機能の違いはBRZのアイサイトで詳しく書いています。

F型の価格は?いくら上がった?

F型は、2026年7月の改良で全グレードが55,000円値上げになりました(メディア比較)。

改良後のメーカー希望小売価格(消費税10%込・スバル公式)は次のとおりです。

グレード6MT6AT
R3,377,000円3,410,000円
S3,564,000円3,597,000円
STI Sport3,839,000円3,872,000円

どのグレードもATはMTより33,000円高い設定です。

参考までに、STI Sportが加わった2023年9月当時の価格は、MT 3,762,000円/AT 3,817,000円とメディアで伝えられています。F型のSTI Sport MTとは、77,000円の差です。

『3年落ちの中古と新車、いくら違えば新車を選ぶべき?』と迷う方も多いはずです。

ここは中古の価格を見てからの判断になります。中古は時期と地域、走行距離で大きく変わるので、F型の新車価格と並べて差額で考えてみてください。新車の値引きの目安はBRZの値引き相場と交渉の順番でまとめています。

BRZのF型の価格と値上げ幅を示した図

中古で狙うならどのアプライド?

ここが一番気になるところですよね。

結論から言うと、MTならC型以降、ATなら予算に合わせてA型からでも選べます。ATはA型からアイサイトが付いているので、前期でも安全装備の差が小さいんです。

条件狙う型理由
MTで自動ブレーキが欲しいC型以降MT車のアイサイトはC型から
MTで予算を抑えたいA型・B型アイサイトなしでよければ選択肢が広い
ATで予算を抑えたいA型・B型AT車はA型からアイサイト付き
STI Sportに乗りたいC型以降STI SportはC型で新設定
一番新しい装備が欲しいF型(新車)3眼アイサイトはF型から

前期のAT車は狙い目になりやすい

ATで探している方には、前期のA型・B型も十分に候補になります。

AT車はA型からアイサイトが付いていて、エンジンも今と同じFA24の2.4Lです。運転支援の細かな中身は年式で違うので、候補の車で確かめておきましょう。

『古い型だと損しそう…』と感じる方もいますよね。

ただ、F型との違いはアイサイトが3眼か2眼かと、細かな改良の積み重ねです。予算を抑えたい方は、走行距離と状態のいい前期のATを探してみるのも1つの手です。

年式だけで決めない

ただ、同じ年に登録された車でも、改良の前か後かで型が違うことがあります。

例えば販売店でこう聞いてみてください。

「この車はMTですが、アイサイトは付いていますか」
「改良前のモデルなので、アイサイトは付いていない車両です」

こんなふうに、装備で確かめたほうが早いんです。

中古のアプライドを確かめる手順
  1. 車検証の初度登録年月を見る
  2. MT車なら、フロントガラス上部にアイサイトのカメラがあるかを見る
  3. グレード名(R・S・STI Sport)を確かめる
  4. 確実に知りたい時は、販売店に車台番号から型を確認してもらう
よくある失敗

「2023年式だからアイサイト付き」と思い込んで、改良前のMT車を買ってしまうケース。2023年は改良の前後の車が混ざるので、装備で確かめておきましょう。

中古車の選び方全体はBRZの中古車の選び方で書いています。

BRZ買いたいドットコム

BRZの値段、先に相場を見ておく

アプライドと変速機の条件を決めたら、中古車ポータルで在庫を絞り込んで見比べてみる

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

F型を待つべきだった?これからの改良は?

『F型が出たばかりだけど、次の改良も待ったほうがいい?』という声もありますよね。

BRZは毎年のように改良を重ねてきた車です。ただ、次の改良やフルモデルチェンジの時期は、2026年10月の時点でスバルから発表されていません。

今のところ言えるのは、F型が最新で、3眼アイサイトが付いているということです。次の動きの噂と、待つべきかの判断はBRZのフルモデルチェンジの噂はいつ?で詳しく見ています。

待つか買うかの考え方

欲しい装備がF型で全部そろっているなら、待つ理由は小さくなります。発表されていない改良を待つより、今の型の中身で決めるのがおすすめです。

中古で狙うBRZのアプライドを条件別にまとめた図

よくある質問

BRZのアプライドはどこで確認できますか?

スバル公式の価格表やカタログには出てこない通称です。初度登録年月と装備でおおよそ分かりますが、確実に知りたい時は販売店に車台番号から確認してもらうのがおすすめです。

BRZの後期型はいつからですか?

公式な前期・後期の区分はありません。MT車にアイサイトが付き、STI Sportが加わった2023年9月の改良(C型)を境目として話されることがあります。

BRZのF型はいつ発表されましたか?

2026年7月30日にSUBARUから改良モデルとして発表されました。発売日はリリースで確かめきれていないので、販売店で確認してみてください。

A型とF型でエンジンは違いますか?

どちらもFA24の2.4L水平対向4気筒(NA)です。E型で点火系の回路が改良され、F型でスロットル制御が変わったと伝えられていますが、エンジンの種類は同じです。

BRZのE型とF型の価格差はいくらですか?

F型への改良で全グレード55,000円の値上げとメディアで比べられています。F型のR MTは3,377,000円(消費税10%込)です。

まとめ

この記事の要点
  • アプライド(A型〜F型)は販売店やメディアで使われる通称で、公式の価格表には出てこない
  • 一番大きな分かれ目は2023年9月のC型。MT車にアイサイトが付き、STI Sportが加わった
  • D型でMT専用SPORTモード、E型で点火系の改良、F型でアイサイトが3眼に
  • F型は全グレード55,000円値上げで、R MT 3,377,000円〜STI Sport AT 3,872,000円
  • 中古はMTならC型以降、ATならA型からでも選べる。年式だけでなく装備で確かめる
BRZ買いたいドットコム

BRZ買いたいドットコム 編集部

BRZの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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